天才スピヴェット
甥っ子が小学校の窓ガラスを割ってしまい、あまつさえそれを隠していたものだから事が明るみに出た昨日、母親である我が姉と教頭先生からこってりと怒られてしまったらしい。
姉はバットが家にあったらぶん殴りたかったとまあこのご時世には似つかわしくない発言をしていました。
そして今日は校長先生直々にお説教をするらしいのですがそこまで大事なるとは甥っ子は夢にも思わなかったでしょう。
僕は小学校の時は蛍光灯を一度割ってしまった事がありました。
割れると粉々に砕け散って埃のように降り注ぐ蛍光灯が僕の不安を煽ったのを今でも覚えています。
割ってしまった理由は本当にお粗末でドッチボールをやりたい気持ちが急いてしまい、教室でおもくそにボールを叩きつけてしまったからでした。
そのときはきっとこってりと絞られたはずなのですが不思議なもので覚えていません。
甥っ子にとって良薬となることを祈りつつ、わんぱくな少年に育って欲しいなとおじの心を見せるのでした。