タイタンズを忘れない
僕は尾崎豊さんの歌が好きなのですが、特にあのキザったらしい歌詞が好きなのです。
"人を傷つけることに目を伏せるけど 優しさを口にすれば 人は皆傷ついていく" なんて歌詞を書くわけです。
まーキザったらしい。
そんな歌詞を誠実に情熱的に歌い上げる尾崎豊さんの格好良さですよ。
尾崎豊さんならみんな納得するんだなって思うわけです。
素晴らしいことです。
言葉に説得力を持たせることがどれだけ困難なことでしょうか。
歌に確かな説得力を持たせるのは尾崎豊さんだからこそできる芸当なんでしょうね。
あんなまっすぐに、訴えかけられたらそら納得しますよ。
若者の代弁者なんて言われていたそうですが僕が直撃の世代だったなら確実に心酔していたんでしょうね。
Forget-me-not、僕が僕であるために、太陽の破片なんかが僕は分かりやすくて好きです。
そんな尾崎豊さんの息子さんの尾崎裕哉さんが交響詩篇 エウレカセブンのハイ・エヴォリューション 1 の主題歌を担当なさっていました。
エウレカセブンは子供の頃、少年野球に行く前に少し見ていました。
何の気なしに見ていたロボットアニメってくらいのイメージでした。
僕は今年公開のアニメ映画をなるべく見るようにしているのでハイエヴォリューションの予告を何度も劇場で目にしました。
その中で尾崎裕哉さんの歌う曲に合わせて主人公なんかがセリフを喋るんですがとても魅力的なんですね。
これいい歌だなあーって何度も予告を見るたびに思っていました。
ですがエウレカセブンに詳しくない私は映画を見るか迷っていたんですね。
映画のためにアニメ版50話を見る時間もないし・・・。
そんな折、先行公開された主題歌"glory days"を聴いてびっくりしました。
フルで聴くとまたいい歌なんですこれが。
僕は初めて尾崎裕哉さんの歌を聴いたのですが青春を真正面から歌っている歌は毛色違えど尾崎イズムの後継者なのではないかと思いました。
何度も聴くたびに、この歌を劇場で聴きたいと日増しで思うようになりました。
ようやく決心して見に行こうと思ったのはよく利用する映画館でレイトショーでハイエヴォリューションを公開することがわかったからですね。
タイミングも合うし、尾崎裕哉さんの歌う"glory days"を劇場で目に焼き付けたいと思ったので僕はハイエヴォリューションを見ることにしました。
尾崎裕哉さんの"glory days"本当に素晴らしい曲なのでぜひ聴いて欲しいです。
僕が尾崎豊さんに似ているなと思った歌詞があって
"言い訳がまた上手くなっていく理由の 言い訳はもうきっとできない"って部分なんですが、
めっちゃ尾崎イズムを継いでる言い回しだなって。
キザっぽいな、いや青春謳歌してんなって。
この部分に差し掛かると胸がざわつくんですよね。
いやあ世の中には素晴らしい歌がたくさんありますねってところで長くなったので今日は終わりたいと思います。