イレイザーヘッド

最近は日の出ている時間も冷え込んでいて外に出る気も起きませんね。

 

朝の起き抜け、もう少し寝ていたいと思ってしまうのもこの季節ならではです。

 

映画を観に行きたくても、外は寒いんだろうなとか、室内は暑くて汗を掻くんだろうなとか思ってしまうとどうも出不精になってしまいます。

 

今年も月に2本は映画を観たいと思っているので積極的に外に出なくては。

 

他にも個展も沢山行きたいし、本も漫画も読みたいので時間が足りませんね。

 

この世の中にあるたくさんの作品を少しでも多く触れることができたらいいなと思っています。

 

今年最初に読んだ小説 「屍人荘の殺人」は噂にたがわぬ名作でした。

 

練りに練ったトリックと、そのトリックを生かすためのプロットが素晴らしいシナジーを生んだ作品だと思いました。

 

どういう頭の構造をしていたらあんなトリックや動機を思いつくのでしょうね。

 

第1のトリックはなんとなく察しがつきましたが、他は驚かさられるばかりでした。 

 

デビュー作とは思えない熱量、読みやすい文体も相まって相当売れているみたいですね。

 

近所の本屋さんも品切れになっていてわざわざ駅前の本屋さんに行って買いました。

 

あんな素晴らしいデビュー作を書く人の次の作品が気になって仕方ないです。

これからの活躍に期待したいところ。

 

他の新人作家ですと、井上真偽さんや早坂吝さんが好みなのでもっともっと作品を書いてくれるといいなと思いますね。

 

他にも、オーパーツをテーマにしたミステリが賞を受賞したらしいので購入して読んでみたいと思います。

 

なんでも僕とそこまで年齢が変わらない作者さんで最年少受賞らしいので期待値が上がるばかりです。

 

他にはデヴィッド・リンチ監督の半生を描いた映画、「デヴィッド・リンチ アートライフ」という映画を観ました。

 

彼がいかにして映画を撮るに至ったか。

悪夢のような映画を撮るに至る原風景など、赤裸々に語っていて見応えがありますね。

 

彼自身元々絵画や彫刻に傾倒していたらしく、作中いたるところに彼の造った作品が出てきて映像を彩っていました。

 

中でも、幼少期に通りの真ん中で全裸のままつっ立って泣いていた女性を見かけた話が強烈でしたね。

 

彼が幼少期にその場面に遭遇しなければ、あの悪夢のような作風には至らなかったかもしれません。

 

それだけ大人になるまでの過程で受ける影響やインスピレーションは大事なのだなと思いました。

 

まだ公開中なので気になる人は是非観てほしいです。

 

今日はこれくらいにしておきます。

 

それでは